今日より元気な明日へ

リハビリプール

リハビリプールでは、理学療法士・作業療法士が考案したプールエクササイズを行なっています。

歩行メニュー

  • 1
    ウォーミングアップ
    人数が揃うまでゆっくり歩いていただきます。
  • 2
    前歩き
    大股で歩きます。前足を出すだけではなく、後ろ足を伸ばすように。
  • 3
    後ろ歩き
    後ろ向きに歩きます。出来る人は手すりを離すかまたは軽く把持します。
  • 4
    横歩き(左右)
    足を大きく開きながら横歩きをします。股関節の筋肉を伸ばすように。
  • 5
    横歩き(交差)
    横向きになり足を交差させて歩きます。
  • 6
    爪先立ちで歩く
    つま先立ちの状態で歩きます。
  • 7
    走 る
    出来るだけ早く走ります。出来る人は手すりを使いません。

体操メニュー

(時間や利用者様の体調に合わせて回数を変更します)

  • 1
    足のもも上げ
    膝を曲げた状態でもも上げをします。体が曲がらないように姿勢を正して。20回
  • 2
    足の前上げ
    膝を伸ばして片足を前に上げます。左右10回
  • 3
    足の後ろ上げ
    膝を伸ばして片足を後ろに上げます。腰を逸らさないように。左右10回
  • 4
    足の横上げ
    足を横に上げます。足の方向が体より前に行かないように。左右10回
  • 5
    屈伸運動
    屈伸運動。膝を前に曲げないように。腰を落とすように。10回
  • 6
    踵上げ
    踵を上げます。10回
  • 7
    つま先上げ
    つま先を上げます。10回
  • 8
    片足立ち
    片足立ちをします。出来る人はあまり手すりを握らないように。左右10秒
  • 9
    ジャンプ
    手すりを持ちながらジャンプします。10回

※時間が余った場合は、利用者様の肘を把持し泳ぐ練習(バタ足)を行います。

リハビリプール新メニュー

コグニサイズを取り入れ、身体と頭を同時に使い歩行します。
  • 1
    数字を数え、声を出して歩行します。
  • 2
    しりとりをしながら歩行します。
遊び・ゲームを取り入れるたリハビリプール
  • 1
    玉入れ
  • 2
    玉運び(リレーしながら歩行します)
  • 3
    玉探し(玉の色別に集めます)
  • 4
    ビーチバレー

要介護の方にも安心の体にやさしい水中運動(リハビリプール)

散歩やウォーキングは手軽に行うことができ、多くの健康効果が得られます。しかし、歩くとき股関節・膝関節には体重の約3倍の負荷がかかります。そのため膝や股関節が悪い方は、痛みが強くなったり、最悪歩けなくなる場合もあります。

水中運動は、水の特性である「浮力・抵抗・水圧」を利用して運動ができます。たとえば、浮力があることで水中に入ると体が軽くなります。腰あたりの水位だと体重は約半分に、肩まで水につかると10分の1にまで軽減します。また、水の抵抗があることで動きがゆるやかになり、股関節や膝関節に瞬間的に大きな負担がかかることがありません。つまずいたり滑ったりしたときにも、体が水の抵抗を受けるので転倒の心配もありません。浮力や抵抗を利用できる水の中は足腰に不安のある方でも運動しやすい環境だといえます。

リハビリプールの効能について

水中運動のもうひとつの効用が肥満解消効果です。
水温が体温より少し低いため、水中に入ると体熱が奪われます。すると私たちの体は、エネルギー生産を活発にして体温調節を図ろうとします。このとき、脂肪の燃焼効率も高まることが肥満解消にはプラス条件となります。

ただし、水温だけが肥満解消の要因ではありません。呼吸機能の向上などによる効率的な有酸素運動と水の抵抗を利用した筋肉運動などとの相乗作用により、肥満の解消効果が期待できます。
こうした心肺機能の向上や肥満解消効果が散歩やウォーキングなどと同様に、生活習慣病の予防につながります。
水中運動を続けると筋肉がエネルギーとしてブドウ糖を取り込み、血糖値を下げることができます。それだけでなくインスリンの働きがよくなり、すい臓への負担も少なくなります。また糖尿病の人には肥満が多いことからも、水中運動による肥満解消も糖尿病の予防や改善につながります。

高血圧の場合も水中運動などの有酸素運動を続けると、タウリンやプロスタグランジンEなどの血圧を下げる物質が増加し、反対にカテコールアミンなどの血圧を上げる物質が減少することが知られています。また、血圧を上昇させる原因のひとつにストレスがあります。水中運動では浮力によって重力から解放されることでリラクゼーション効果が生まれ、ストレスが軽減されます。その結果、交感神経の緊張が緩和されると血圧も低下します。